【感想】劇場版「遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」が良すぎた

【感想】劇場版「遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」が良すぎた

2016年5月2日 diary

ご無沙汰しております、いのりです。
先月末に公開された劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』があまりにも良すぎて、どうしても多くの人に見て欲しいという欲求が抑えきれずに久々にブログを書こうと思い至りました……!

バルト9の展示

劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』とは、2016年4月に公開された、遊戯王20周年記念の長編映画です。
今までも遊戯王シリーズの映画は何本かありましたが、今回の映画は、初の原作者によるシナリオ・総監修の、正当な原作漫画「遊☆戯☆王」の続編となる長編映画です!
連載終了から10数年、まさかこんな形で遊戯王の続編を拝める日が来るとは思っておりませんでした。

 

私がこのサイトを作るに至る原点、TRPGを知る切っ掛けとなったのが、まさにこの「遊戯王」なのです。
高校生の頃に原作「遊戯王」にハマり、あまりにも海馬社長が好きになりすぎて大学の進路をエジプト考古学にした私にとっては、ほんとうにもう神としか言いようのない企画です。
2年前の企画発表からずっと楽しみにしていたのですが、先日公開されたこの映画を見に行って、感動のあまり号泣しすぎてエンドロールが終わっても椅子から立ち上がれなくなりました……!
公開から約1週間経ちましたが、今日までに4回劇場に足を運びました。あと6回くらい運びたい。
ぜひこの感動を分かち合いたいと思い、重大なネタバレはしない程度に感想を書かせていただきます。

 

さきに一言……
遊戯王は、いいぞ。

 

「遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」感想

 

ストーリーは、原作終了1年後の童実野町、あの闇遊戯(アテム)との決別の儀式を経て、ゆっくりと日常へ回帰した遊戯たちから始まります。
古代エジプトの王であり、かつて国を救うために敵と共に自らの魂を「千年パズル」に封印した闇遊戯(アテム)。彼の魂を冥界に還すという役目を果たした遊戯は、これまでの冒険で強い絆で結ばれた友人たちとともに、高校の卒業式を控え、静かに日常へと戻りつつあった。
一方、闇遊戯(アテム)を終生のライバルととらえていた海馬は、自分の預かり知らぬところでライバルが冥界へと還ってしまい、勝ち逃げされたような忸怩たる思いを抱えていた。
自らが代表取締役社長を務める海馬コーポレーションの全財力を費やし、闇遊戯(アテム)を復活させるべく、ひたすらに「千年パズル」を探し続ける海馬。
しかし、「千年パズル」による王の復活は、謎の組織「プラナ」の計画を阻んでしまう。「プラナ」を束ねる少年・藍神は、「千年パズル」の復活を阻止すべく、遊戯や海馬たちに接触を試みる――。

 

ざっとこういうお話なのですが、この映画を見終わって、全ての人たちに今から遊戯王の原作をちらっと読んでいただき、アニメ版社長のダイジェストとかを見ていただき、この映画をご覧いただきたい気持ちで一杯になりました…… 。
端々から高橋先生の、スタッフさんの、声優さんの、遊戯王への愛を感じて、幸せすぎて涙が止まりませんでした……。

 

①作画が神

まず、作画が本当に神……。
予告編だけで充分にお分かりいただけるかと思うのですが、格好良すぎて本当に無理……。
最終回のシーンなどが、遊戯王DMシリーズで絶大な人気を誇っていた作画監督・加々美さんによるリメイクの作画で見れた時点で死にそうになりました……。
かつて、加々美さんの所属していたアニメ制作会社が遊戯王DMシリーズの途中で撤退してしまったため、当時、多くのファンがあの美麗作画がみれなくなってしまったことに悲しみ嘆いていたのですが、ここに来て加々美さんを総作画監督に据えて下さる。
私たち遊戯王DMファンの願いを拾って下さったことに、感謝の一言しかありません。
加々美さんの美麗作画が、10年経って進化した3DCGの技術と華麗にコラボして帰って来た。
あまりの大迫力デュエルに、もう口をあけてポカーンと見入るしかない……。大スクリーンで見て良かった……。
作画から愛を感じすぎて致死量越えてる……無理……作画だけで泣く……!

 

原画展にてGETした、即完売の社長原画ファイルです。見てくださいこの美麗さ加減。
原画展戦利品

130分間のうち1秒も目が逸らせないほどに、力の入った、作品愛にあふれた作画でした。
さらに、原画&コンテには、原作者・高橋和希先生も参加されています!
映画開始から5分でスタッフの並々ならぬ本気と愛に圧倒され、早くも涙を禁じえませんでした。
ていうか原画展本当に素晴らしすぎた……!原画集死ぬほど欲しいです、出して~!!

 

②声優さんたちの熱演が、BGMが神

また、声優さんたちの、熱演に次ぐ熱演……!
とくに私は海馬社長を演じる津田健次郎さんの大ファンなのですが、のどを潰す覚悟で全力でアフレコに挑んだという事前情報を仕入れてはいたものの、あまりの熱演ぶりに圧倒されました。
社長が最初のカードをドローした瞬間、津田さんの全身全霊を込めた全力のドローに、10年前、遊戯王に熱狂していたあの頃の情熱がぶわりとぶり返して、全身に鳥肌が立ちました。
また、友人たちに囲まれて日常に帰した遊戯たちと綺麗に対称となる、圧倒的な社長の孤独感。
社長の台詞の端々に込められた強い思いや切なさ、やり切れなさがひしひしと伝わり、心が震えました。

遊戯役の風間さんは、DM放映時よりも更に上手くなって帰って来てくれた!!
成長した遊戯の、自信や仲間への信頼に溢れた優しい強さが良く出た演技で、これまた感動でした。
すべてのキャラクターが10数年前の懐かしい面々のまま帰ってきてくれたことも、本当に感謝の一言です。本田くんは初代の近藤さんになっていて、テニスの王子様のゴールデンペア好きの私にはサプライズでした。
ゲスト声優の林さん演じる映画オリジナルキャラの藍神くんも、最初は慣れない感じがあったものの、映画の終盤に行くにつれて、肌で感じるほど演技力が上がっていて感動しました。

 

また、BGMが懐かしい!!
遊戯王DM時代に、数々の物語やデュエルを盛り上げてきた懐かしのBGMが、重厚なオーケストラで帰ってきました!
元々遊戯王のBGMは完成度が高く、安っぽくない曲調が好きで、未だに仕事や作業時には遊戯王のBGMを効きながらやることがあるくらい好きなのでとても嬉しかったです。
パンフレットを読むと、オーケストラで撮り直した上に、ハリウッドにMIXを依頼したとのこと。
今回の映画の重いテーマにあう、ずっしりと重みの効いた曲に生まれ変わっていて、最初にリメイクの曲が流れたときには懐かしさに涙が出てきました。涙腺ゆるみすぎ……!

 

③圧巻のストーリー

それから、圧巻のストーリー!
原作者である高橋先生がシナリオを書き下ろし、最初4時間ほどの大作になってしまったものを、2時間弱に収めるために丸1年かかったというだけあって、あまりにも濃密な130分間です。
体感時間は2時間を遥かに超えて、緻密で濃密に練り上げられたストーリーは、圧巻の一言。
私が社長の大ファンなもので、社長の「なんとしてでも闇遊戯(アテム)を蘇らせたい」という想いに熱く感情移入してしまい、全身全霊をかけてアテム復活計画を推し進める社長の、狂気とも取れるほどに一途に真っ直ぐ突き進む姿にぐいぐいと引き込まれ、ラストシーンに辿り着いた頃には大号泣でした……。
あまりにも号泣しすぎて最後はスクリーンが歪んで見えないほど……。
もう本当にただただ格好いい……社長の信念を貫き通す生き様格好良すぎてもう……(´;ω;`)
闇遊戯との決別によって成長した遊戯と、闇遊戯と決別出来なかったことで立ち止まらざるを得なかった社長の対比が、切ないほどに描き上げられていました。
また、獏良くんにスポットライトが当たったり、原作の未回収だったあのキャラのフラグを綺麗に回収してくれたり、原作にしか出てこなかったキャラが登場したり、加々美作画名物の「城之内のAGO」が見れたりと、細かいところにまで、これでもか!というほどにファンサービスがちりばめられています!

 

この映画を見て漸く分かったんですけど、遊戯王って「キング・オブ・ゲーム」なんですよ。
「キング・オブ・デュエリスト」じゃない。
遊戯王は、カードを始めとした様々なゲームでの闘いを通じ、成長していく格闘漫画だって高橋先生が仰っていた意味が本当によく分かる映画。カードアニメじゃないんですよ。
続編のアニメ作品はカードゲームをすることが目的のアニメであって、勿論それはそれで面白いんだけど、なんだか遊戯王とは違うような、不思議な違和感をずっと感じていたのですが、正体が分かった気がします。
遊戯王は、格闘漫画なんだ。信念の為に、守る者の為に戦う。己の武器はカードだ!
社長の演説に震えました……是非劇場で聞いてほしいです……。

私はカードゲームでのデュエルも好きなんだけど、デュエルしていない遊戯王、たとえばTRPG編とかファラオの記憶編とかが死ぬほど好きだったので、久々にデュエルをしない遊戯王、原点に戻った俺ルール満載のデュエルを見て、これだ……!って思ったんですよね。
これが私の愛した遊戯王だって。
この映画は遊戯王デュエルモンスターズの続編ではなく、原作「遊戯王」の続編である。
……ということに、端から端までこだわって作られた作品だったと思います。
私が見てきたのは、デュエルではなく、遊戯の、そして社長の成長を描く格闘アニメ映画だった。
端々から原作へのリスペクトを感じました。
映画のレビューをみると「デュエルが端折られすぎ!カードの効果の説明もない俺ルールデュエルでつまらない」みたいな意見が散見されます。
確かにデュエルを見に行った人には不満が残るかもしれません。
しかし、原作初期の生け贄召還も無かった頃のデュエルはこんなもんでした。力と力の殴り合いでした。
この映画は、むしろデュエルから複雑なルールを取っ払って、初期の力と力の殴り合い、俺ルールでどんでん返す格闘技に戻したことに意味があると思いました。
迫力満点の全力での殴り合い、ルールより感情が、気力が何よりモノを言う。
カードには、相手を倒すための策略を超えて、込められたメッセージがある。
メッセージを伝えるために発動されるカードの応酬は、その意味に気付いた時、本当に胸が熱くなります。
原作「遊☆戯☆王」を愛したファンにとって、これほどのご褒美はないと思いました。

 

④社長の熱いライバルへのこだわりに救われる

原画展社長

また、何度も繰り返して申し訳ないのですが、私は社長の大ファンです。
遊戯王の真の主人公は社長ではないか?と拗らせてきた社長厨であり、また闇遊戯との熱いライバル関係が大好きでした。
ですので、遊戯王は原作が終わった時には
「えっ社長は!? 社長は前世で『魂の交差する場所に我を導け』という石版を残して闇遊戯(アテム)と再び巡り会うために3000年前から転生して来たんですけど!? 見果てぬ先まで続く俺たちの闘いのロードどこに行った!? 闘いの儀にも参加させず別れも言わず置いてくの!?」
という気持ちでいっぱいでした。
また、闇遊戯が冥界に還った後の社長が表遊戯を新しいライバルとして認定し、闇遊戯を忘れてゆく未来が一番つらいというか、闇遊戯が報われなさすぎるというか……。
若い王が自らの命を犠牲にして国を救って、もう死んでるんだからこの世に存在してはいけないって冥界に還るのが哀しすぎる、彼にだって人並みの感性はあるのだから、もう一度現世に蘇った今、友達や心を震わせるライバル、自分を慕ってくれるヒロインと出会って、日常や闘いの中に幸せを感じる瞬間がいくらでもあったと思うんですよ。
そのすべてに別れを告げて冥界に還る闇遊戯があまりにも辛くて、闇遊戯本人が納得しちゃってるのも辛くて、あそこまで闇遊戯に執着していた社長までもが闇遊戯を忘れたらと思うと悲しみしかないというか……。
社長と闇遊戯(アテム)に対する救いの無さに号泣し、3日間ご飯が食べられなくなり、今日に至るまで10数年間、遊戯王最終巻である38巻をビニール包装のまま開封出来ずにいたほどに最終回はトラウマでした。

今回の映画で、表遊戯のことを誇り高き一人の決闘者として認めた上で、それでもわき目もふらず闇遊戯(アテム)をただ一人のライバルとして求め続けた社長にスタンディングオベーションです!!
なんとなく、アニメDMの続編であるGXの社長が、闇遊戯のことはもう綺麗な思い出となって、表遊戯を伝説の決闘者、新たなライバルとして未来への道を驀進してるように見えて、辛くなってGXのアニメを途中から見れなくなっていたんですけれど、原作の続編であるこの映画の社長は最期まで闇遊戯一筋、闇遊戯(アテム)しかライバルとして見てなかったので本当に救われた思いです(´;ω;`)
何度「もうやめて~社長……!社長のライフはもうゼロよ……!分かった……社長の闇遊戯と再び闘いたい思いはよ~く分かった!もういい……もう社長がそこまで頑張ってくれただけで十分だから……!もういい……もういいよ……」と思ったことか……。
社長がここまでやってくれたならもう充分だよ、と思っていたら、ところがどっこい、社長はこんなところで諦めるような男じゃなかった!!
これだから社長が好きなんだ……!ラストシーンを思い出しただけで泣けてしまう。・゚・(ノД`)・゚・。

今回の映画は私のような「社長に……!闇遊戯に救いを……お慈悲を……!」と願っていたファンに対して、社長が「貴様なんぞに心配される謂れはないわ!!」って叫びながら斜め10000光年くらい上の回答を宇宙から叩きつけくれた感じで本当にもう感謝しかない……(震)
今回の映画は、海馬バージョンのエンディングだと、原作者である高橋先生が仰っていました。
是非、劇場に足をお運びいただき、社長の思いがどんな結末を迎えたか、ぜひその目で目撃していただきたいです!!

 

まとめ

なんかいま自分で書いた文章をざっくり見返したんですが、語りすぎてキモいwwwすみませんwww
しかし、本当にこれだけ熱く語りたくなってしまうような、素晴らしい作品でした!!
10数年前、遊戯王のアニメ制作に携わっていた当時のスタッフ&キャスト陣が結集し、原作者・高橋和希先生の下で、妥協せず、最大の敬意と愛をこめて作られた作品だと胸を張って言えます……!
妥協しないことは海馬社長の信念でもあるのですが、それを映画自体が体現してくれている稀有な作品だと思うのです。
かつて共に遊戯王オタロードを歩いた友人も、開始5分で既に余りあるアニメスタッフからの作品とファンへの愛を感じて涙が出てきたって言っていましたし、映画のレビューを見ても同様の意見をたくさん見かけます。
本当にスタッフの情熱が半端なく伝わってくるんですよ……それだけで泣ける……。
なんかもう、私はこの映画を見るために生まれてきたんじゃないかって、、この感動を味わうために遊戯王に、社長に出会って、人生の中で最も多感だった時期を遊戯王に費やして生きてきたんじゃないかって、いま、本気でそう思ってるんです……。
ここまで思わせてくれる作品そう無いですよマジで……!

遊戯王を詳しく知らなくてもいいんです!
カードゲームのルールが分からなくてもいいんです!
劇場版限定の、特別ルールがメインなので!
なんかこう、何かの能力者がモンスターを召還しあってるようなもんで、ライフポイントが0になったら負けで、物理的に吹っ飛ばされてる方が負けてるんだな~くらいの気持ちで見ても全然分かる内容です!

 

どうか!どうか一度劇場に足をお運びください!!後生ですから!!

 

ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
少しでも、この映画を見ようか迷っている方の背を押すことが出来たら幸いです!

 

【追記】

劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』のブルーレイが発売されました!!!
この特典版に超美麗な原画集や事前連載の『遊戯王 TRANSCEND GAME』が付いてくるので本当買うべきです……至宝です……
声優さんたちのオーディオコメンタリー本当に爆笑だったので是非見てください……!!


 

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コメント

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  1. パキラ より:

    素晴らしい感想‼ 私が感じていた事を~☆ って感じで、読ませて頂いてる時にトリハダが立ちました‼
    ありがとうございました☆

    • アバター画像 いのり より:

      パキラさま、コメントいただきありがとうございます!
      映画めっちゃ良かったですよね……!うわあん、この感動を分かち合えて最高に嬉しいです~。・゚・(ノД`)・゚・。 こちらこそ本当にありがとうございます……!
      この映画を製作してくださった遊戯王スタッフ様に、心から感謝です!

  2. まちゃ より:

    はじめまして!今日念願の映画みてきて、、10数年ぶりに蘇った社長や遊戯、アテム達を見て本当に映像にひきこまれました。やはり加々美様の作画は神ですね!!アテムの最後の登場のさせ方も、セリフもなくただただ神々しく蘇り、、本当に素晴らしい映画でわたしも涙が、、。まわりに遊戯王知らない人が多いんですが、そういう人にもこの映画みせたいんですがいい方法ないもんでしょうか( ; ; )笑 劇場の大迫力の画面と音響でみてほしいですね、、わたしはまた見に行きますっコメント失礼しました(^○^)

    • アバター画像 いのり より:

      まちゃさま、コメントいただきありがとうございます!
      本当に加々美さんの作画は神でしたね……!初回はあまりに美しい作画に圧倒されて口開きっぱなしでみてしまいましたww
      アテムの登場のさせ方、本当に神懸かっていたと思います……!あれ以上に神々しい登場のさせ方はないですよね、一言でも喋っていたらきっと安くなっていただろうシーンが、無言という素晴らしい演出でもう涙を禁じえませんでした……ラストの社長とアテムのシーンも本当に良かったです……!
      私の場合は、ツイッターのフォロワーさんなどで遊戯王に少しでも興味を持っていただいた方に、土下座する勢いで「是非……!ぜひ見に行ってください!何卒……!!」って拝み倒してましたwww
      実際に見に行ってくださった方もいらっしゃって、本当にありがたいです……!
      この映画は本当に多くの方に見てもらいたい作品ですよね!このブログで少しでも劇場に足を運んでくださる方が増えたらいいな~と思って書きました\(^o^)/
      是非2度目、楽しんできてください!コメントありがとうございました~!!

  3. よん より:

    映画が終わって3か月たちましたがまだ、余韻が続いております。
    とても共感しましたのでコメント送らせていただきました。
    遊戯王良いですね!映画感動しました。
    そして皆さんから比べたら、それくらいで遊戯王語るな、とか思われるかもしれませんが、やっぱり遊戯王好きですね。私は闇遊戯が好きです。アテムの姿もいいのですが、上着羽織ってる姿が特に。
    初代の遊戯王はキャラも話もすごく好きです。
    いのりさんの感想を読んで映画がよみがえりました。
    ありがとうございます\(^o^)/

    • アバター画像 いのり より:

      よんさま、コメントいただきありがとうございます!
      私も映画の余韻がまだまだ続いております……何度見ても感動してしまいます……!
      闇遊戯、私も大好きで、今回の映画は彼が登場した瞬間、あまりの神々しさに涙腺が崩壊してしまいましたwww 分かります、あの学ランマント最高にカッコいいですよね……!
      初代にはどうしても思い入れがあってついつい贔屓してしまいますが、こうして初代好きさんからのお言葉を頂戴できて、本当に嬉しいです~\(^o^)/
      映画がよみがえったとのこと、私なぞの感想にそう仰っていただけて光栄です!
      4DXの上映も決まりましたし、また見に行きたいですね~!!こちらこそ本当にありがとうございました!

  4. みけ より:

    はじめまして。熱い感想に、映画の興奮が蘇って来ました。
    今日4DXを見てきました。
    2回目なのですが、ホントに映像の美しさに感動します。
    私も大の社長ファンなので、社長の気持ちを思うといろいろと胸がいっぱいになります。エンドロール後に、会場に拍手が。私も一緒に拍手してきました。何度も見たくなる映画ですね。
    突然、失礼しました。

    • アバター画像 いのり より:

      うわーーーーっ!随分と前にコメントをいただいていたことに今更気がつきました……!ありがとうございます……!!
      4DX、すぐに座席が売り切れてしまって、また期間を見誤ってしまい結局見ることが出来ず……!残念すぎます……めっちゃ見たかったです。゚(゚´Д`゚)゚。
      通常上映にも関わらず、エンドロールで拍手が沸き起こる映画って今まで経験したことがなかったので、本当に遊戯王の映画は最高ですよね……!
      ようやくブルーレイが発売されたので、自宅で楽しんでおりますが、機会があればまた劇場で見たい作品ですね……社長。゚(゚´Д`゚)゚。

  5. syuna より:

     初めまして!コメント失礼します。去年公開された、遊戯王映画の感想サイトを見ていたところ、このページに行きつきました。全文読みましたが、とても面白かったです!読んだ後いてもたってもいられなくなり、コメントしていまいました。超長文になりますが、よろしくお願いします。
     コメントを読む限り、女性の方…ですよね??間違ってたらすみません!映画館でも結構女性の方がいて驚きました。と同時に嬉しかったです!あといのりさんが「遊戯王」の本質をよく知ってらっしゃってとても嬉しかったです。「遊戯王」はカードゲームが主流だと思われていますがそうじゃなく、キャラクターの成長を表現するための一種のツールであって原作者が見てほしい本当の部分ではないということですよね。当然、今回の決闘は言葉では表現できないほど凄まじいもので、見どころの一つではありましたが(笑)
     最初に映画が公開されることを知った時、やらなくていいっていうのが本音の意見でした。原作であんなに綺麗に完結したものをなんで続ける必要があるのかという思いがあったからです。でも小学校低学年の時からのファンだった為、一応見とくか程度で映画に臨みましたが、その後はもういのりさんと同じようなリアクションです。(笑)決闘者はカードで語るという原作テイストがしっかり入っていましたね。次元領域に彷徨った城之内が救われたあの場所の意味、vs闇遊戯で登場したエルフの剣士が示す海馬のトラウマ、そして最後、マハードがアテムに跪いた状態で召喚されたシーンなどなど本当に感動しました。映画全体をみて賛否両輪はありますが、あの映画を見て感動できないって苛立ちを覚えるどころかむしろ憐みを感じてしまいます。…とまだまだ言いたいことは山ほどありますが、久々に面白い感想サイトを発見したのでお邪魔してしまいました。ありがとうございました!

    • アバター画像 いのり より:

      syunaさま、たっぷりコメントありがとうございます!!
      はい、女性です。映画館、本当に女性が多かったですよね~!私も驚きましたww
      ネタバレになってしまいますが、映画中で発表された遊戯の将来の夢が「デュエリスト」ではなかったことに非常に衝撃を受けまして……!
      GX以降のシリーズでは主人公の夢がデュエリストだったり、職業:デュエリストだったりするのですが、そうか、原作「遊戯王」の主人公・武藤遊戯の夢はデュエリストではないんだ、そうだよこれが遊戯王だった……!と、ガツンと頭を殴られたような衝撃を受けましたww
      本当に、ここまで原作へのリスペクトが感じられるアニメ映画作品ってそう無いのではないでしょうか……! 最高の映画でしたよね。
      上映から1年以上経った感想に、これほど熱いメッセージを送っていただけて感激しております。ありがとうございました!!
      すごくまた映画が見たくなってきたので、これからブルーレイで見ようと思います!笑

  6. しょうすけ より:

    素晴らしい感想です。
    私小学生のころから海馬が好きで、ブルーアイズが大好きでした。
    この映画が出ていることをたまたまレンタルショップで知り、十数年ぶりに懐かしい気持ちで視聴しました。
    今見ても作画、ストーリー、声優、どれを取っても素晴らしい作品でした。
    私の知らないところで海馬の夢は叶っていたんですね。

    • アバター画像 いのり より:

      しょうすけさん、コメントありがとうございます!
      しょうすけさんも、小学生のころからの社長ファンなのですね……!私も小学生のころから社長に魅了され続けているのでうれしいです^^
      本当に、、海馬社長の夢を、思いを見届ける映画でしたね!至福の極み……!
      これほど「この映画に対する記憶を全て消して、もう1度何も知らない状態で見たい」と思う映画はありません。本当に素晴らしい作品でした!!

  7. はん より:

    いのり様
    初めまして。
    改めて映画を見返して、考察サイトを見て回っていたところ、本記事を読ませて頂きました。

    遊戯王という作品への情熱と、社長への深い愛を感じる考察で、何度も頷きながら楽しく記事を読み進めました。

    私も社長が好きです。目的の為なら手段を厭わず、周囲からの理解を得られずともお構いなく、忖度せず、媚びることなく、あらゆる逆境を跳ね返して、人生を切り開いていく姿勢に、社長の魅力があると感じます(褒めているのか笑)

    話は飛躍しますが、私は社長の
    生き方そのものが、現代人へのエールになっていると思います。
    誰もが多かれ少なかれ【生きづらさ】を抱えている現代社会にあって、もしそんな現代人を社長が見たら、
    「他人の視線など何の足枷にもならんわ!俺は俺の信じたロードを往く!」
    と高笑いする姿が容易に想像できます。

    幼少期より、強くなければ自分もモクバも守れないと知った故に、強くなること強いられた社長の孤独さ。
    その孤独を受け止めてくれる強敵が、アテムだった。海馬にとっての唯一のライバルであり、理解者。

    原作完結より長い年月が経って。
    その間、誰よりもアテムに会いたがっていたのは、デュエルで分かり合いたかったのは、遊戯や杏子、また我々遊戯王ファンではなく、海馬だったのだと。

    ラストシーンで全てが報われた、そんな印象の映画でした。

    考察を読んでいると遊戯王への愛が溢れてきたので、コメントさせて頂きました。
    長々と失礼致しました。
    大変にありがとうございました。

    • アバター画像 いのり より:

      はんさま、熱いコメントをいただきありがとうございます!!
      社長ファンの方と、この気持ちを分かち合えて、本当にうれしいです

      社長の生き方が現代人へのエールになっている件、めちゃめちゃ分かります。
      教室の隅でひっそりカードゲームをやっているだけなら、ただのオタクですが、
      ソリッドビジョンやデュエルディスクを開発し、デュエリストの頂点に立ち、バトルシティを主催するに至れば、もう誰もが「社長すげえや……(尊敬)」ってなりますもんねww
      私も子どもの頃、この社長の生きざまを見て、「自分の好きなことを馬鹿にされたくなかったら、とことん極めろ!社長のように!!オレの踏み印したロード!それが未来となるのだ!」とばかりに生きてきました。笑

      社長を見本にして生き、遊戯王を愛し続けた結果、この映画と出会うことが出来て、
      誰よりもアテムに会いたがっていた社長が報われる姿を見ることが出来た私たちは、本当に幸せ者ですね